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認知症検査について

認知症検査 免許について

最近では認知症などの病気を発症した高齢者がマイカーを運転中、ブレーキとアクセルの操作を間違えて住宅や店舗に突っ込んだり、より顕著な場合には登校途中の児童や生徒の行列に突っ込んで生命にかかわる深刻な被害を及ぼしたりするケースが多発しています。

このようなことから、警察庁でも事態を重く受け止め、一定の病気にかかったドライバーの運転免許の効力を一時的に停止したり、一定の年齢に達した高齢者が運転免許の更新をしようとする場合には認知症検査をあらかじめ受けて、

その結果に問題がなかった場合にのみ更新を認めるなどの制度を導入しました。

これらは改正された道路交通法などの諸法令によって規定されるほか、警察庁からも各種の通達が出ています。

 
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運転免許証の有効期間が満了する日に年齢が75歳以上の人は、運転免許証の更新時の高齢者講習の受講に先立って、都道府県公安委員会による認知機能検査を受けることになっています。

更新時講習としての高齢者講習もいくつかの種類に分かれていて、検査結果に応じた内容による高齢者講習を受けます。

実際の認知機能検査の内容ですが、これにはいくつかの項目が設けられています。

たとえば検査をした年月日や曜日、時間を記載させたり、いくつかのイラストを見て、記憶にしたがって何が書かれていたかを回答させたり、時計の絵を描いて指定された時間を文字盤のなかに記入させたりします。

これらは検査時間としては30分間となっており、一定の手数料がかかります。

認知症検査 長谷川式について

運転免許に関連して、認知機能検査で記憶力および判断力が低くなっていると判断された場合には、本人に対して警察から後日連絡があります。

その場合は臨時適性検査といって、専門医による診断を受けるか、または医師の手により書かれた診断書を警察に提出することになっています。

仮にもしも医師が認知症と診断した場合には、都道府県公安委員会によって運転免許が取り消されるか、または停止されることになります。

この場合、不利益処分に該当することから、本人から意見を求める聴聞などの手続きが事前に行われます。

医師による診断は免許取り消しなどの処分に大きく影響することから、しばしば長谷川式認知症スケールなどの方法が用いられます。

長谷川式認知症スケールとは、簡易的な知能検査の一種で、主として認知症患者のスクリーニングを目的として行われるものです。

この名称は検査方法を編み出した精神科医の氏名に由来しています。

内容はいくつもの項目からなっていますが、たとえば年齢を問うなどの自己の見当識に関わる設問、年月日などの時間に関する見当識の設問、複数の単語の遅延再生などの近時記憶の設問が中心となっています。

その意味では認知機能検査の内容とも考え方はいっしょです。

診断書は長谷川式認知症スケールによる結果、画像診断、これまでの臨床所見などをもとにして記載しますが、一定のテンプレートが用意されています。

たとえば認知症について6か月以内に回復の見込みがない、6か月以内に回復の見込みがあるなどの区分が設けられています。

 
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